第1回 shirahata8国際アートクラブ「創る教室」@シェアトラックス宮崎台 イベントレポート

今回はサウナのあるシェアハウス「シェアトラックス宮崎台」に隣接する「TRAX Rental Space」で開催されたイベントのご紹介です。今後定期開催される予定で8/17、9/7、9/27の10~12時半にも開催予定される予定です。お時間が合う方はぜひ足を運んでみてください。

どのようなイベントを開催されましたか?
2025年8月10日(日)10時30分〜12時、シェアトラックス宮崎台のレンタルスペースで、shirahata8国際アートクラブは第1回アートワークショップ企画「創る教室」を開催しました。
今回のテーマは“宇宙人レシピ”。参加者それぞれが、自分の中にある“まだ見ぬキャラクター”を描き出すアートワークです。会場には色鉛筆、絵の具、マーカー、オイルパステルなど多彩な画材が並び、自由に選んで制作できるようにしました。形や色、パーツの配置などを工夫しながら、それぞれの個性を最大限に引き出す時間です。
制作がひと段落したあとは、完成したキャラクターをテーブルに並べてコーヒーやお茶を飲みながら交流会を開催。作品に込めたエピソードや、なぜその色や形を選んだのかを語り合い、お互いの発想に刺激を受け合いました。

なぜイベントを開催しようと思いましたか?
shirahata8国際アートクラブは、「アートを通して人とつながる場をつくりたい」という想いから始まりました。
シェアトラックス宮崎台は、多様なバックグラウンドを持つ人々が集う拠点です。ここでアートイベントを開けば、世代や国籍、日常生活の違いを越えて自然に会話が生まれ、日々の生活に新しい彩りを添えられると考えました。今回のテーマ“宇宙人レシピ”は、誰もが自由に想像できるモチーフとして選びました。異星のキャラクターを考えるプロセスは、文化や言葉の違いを超えて盛り上がることができ、創造性と交流の両方を楽しめます。
イベントにはどのような方が参加してくれましたか?
当日は男性3名、女性1名が参加しました。初対面の方同士もいましたが、机に広がる画材や真っ白な紙を前にすると、自然と距離が縮まっていきます。
特に印象的だったのは、この建物の入居者であるロシア出身のNさん。大好きなピッツァや、大切にしている「力」という言葉をモチーフに、鮮やかな色彩を組み合わせたキャラクターを制作しました。その姿はエネルギーに満ちていて、見ているだけで元気をもらえるよう。参加者からも「その発想が素敵!」「色の組み合わせがすごくいい」と感嘆の声が上がりました。
他の参加者もそれぞれユニークなキャラクターを描き上げ、テーブルの上はまるで異世界の住民たちが集う小さな惑星のようでした。

イベントを終えてみて、いかがでしたか?
参加者からは「とても楽しかった!」「また参加したい!」という声を多くいただき、初回ながら大きな手応えを感じました。制作中は静かに集中し、交流会では笑い声が響く――そんなメリハリのある時間がとても心地よく、あっという間の90分でした。
アートは単なる作品づくりにとどまらず、人と人をつなぎ、日常に新しい視点や会話をもたらしてくれると改めて実感しました。制作の途中には、たまたま通りかかった入居者や内見の方が見学に立ち寄り、「何を作っているんですか?」と興味を示してくれる場面も。作品や制作風景を眺めながら質問したり笑顔を交わしたりと、思わぬ形で交流の輪が広がりました。
次回「創る教室」は8月17日(日)同じ時間に、アート×アイシングクッキーと交流会を予定しています。食べられるアートを通して、またどんな物語が生まれるのか、今から楽しみです。


「TRAX Rental Space」では地域の活動を応援するための募集も行っております。シェアハウス入居者を含めた地域交流の活性にご協力いただける方はぜひお気軽にご連絡ください。

「シェアトラックス宮崎台」では入居者さんの交流や挑戦の応援だけでなく、地域交流の接点づくりにも取り組んでおります。ぜひ入居検討いただき関わっていただけると嬉しいです。
