シェアハウス入居者活動レポート②【SHARE TRAX 宮崎台・TRAX Rental Space】

2023年9月1日

こんにちは、マチラボシェア運営局です。
東急田園都市線の宮前平駅と宮崎台駅から徒歩11分に位置するシェアトラックス宮崎台。

今回はこちらのシェアハウスで活動する入居者さまの活動をレポートしたいと思います。

◆主催者紹介

宮本　育夢
SHARE TRAX宮崎台へ入居のタイミングで株式会社Hugmuを創業。
社会での生きづらさを感じている人たちが自分の個性や特徴を生かして夢を持って活躍できる場所を創りたいと考えて発足。LP制作・デジタルマーケティング、発達障害グレーゾーン支援、商品開発（設計およびモックアップ試作）等を手掛ける。

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Home – 株式会社Hugmu 株式会社Hugmu デジタルマーケティング商品開発コミュニティ Hug My Uniqueness

◆開催目的

会社の1つの事業部であるコミュニティ事業の第2弾としてアートイベントを実施しました。

前回のピラティスに参加していただいた方から「次回はアートをやってみたい！」という声が上がり実施に至りました。
発達障害傾向のある方の中には、見えている世界が少しズレている感覚がある人もいらっしゃいます。
そのズレが芸術になることやアイディアのヒントになることもあります。

また、ズレていないと感じる定型発達の方でも実際には「みんな同じ」ということはない経験をしていただきました。
前提を「みんな違う」として、それぞれの違いをアートで可視化させ、「違ってて当たり前で違うから面白い」という感覚をアートを通して感じてもらいました。

Hugmuのアートイベントは上手い下手で評価されたりすることはなく、順位をつけることもありません。今回も、素晴らしい絵を作り上げるのではなく、視覚、嗅覚、聴覚のどこが優位なのか、相手との違いを知って自分を知るということを目的として開催しました。

◆開催内容

第2弾はアートイベントを開催しました！
今回のイベントでは、心象画家のse-6先生をお招きしてワークセッションを行いました。
se-6先生は10月にパリへ作品出展予定の先生です。（以下画像は先生の作品です）

①ワークセッション
『みんな違う』を知る　-青の中で-

テーマカラーは、『青』
視覚、嗅覚、聴覚に働きかける仕掛けを施した空間をse-6先生とスタッフで手作りし、その空間の中で、「自分には何が優位に働くのか」を実験しました。
頭で考えず直感で表現できるように2分間という短い時間でこの空間からどんなイメージ、インスピレーションを感じたかをクレヨンやペンを使って自由に描いてもらいました。

②トークセッション
「みんな違う」を念頭において一人ずつ描いた絵を発表しました！

感じたままを自由に描く！
同じ空間で同じモノを見ても一つとして同じ表現がない、しかも似てもいないことがわかりました。
発表は少し照れ臭い、それは普段は自分自身でさえ見ることのない、自分の内側を絵を通して他者と共有するから、どの絵も、素晴らしかったです。
素晴らしいのはそこに唯一無二の世界が表現されていて、さらに素晴らしいのは、他者の内面にある世界観に触れ、その唯一無二の絵に参加者全員が感動し心から賞賛していたことです。
それぞれの違いを受け入れて、絵を通して楽しんでいる「青」の空間はどこまでも温かい空気に包まれ、時間を忘れて話し続けていました。
2分間で書き終えた絵は想像以上に感じ方、捉え方、見え方が一人一人違っていて、まさに『みんな違う』を知る事ができ、セッションも大変盛り上がりました！

③交流会

今回のお楽しみのおやつは元パティシエのしまちゃんの手作りデザートのゼリーとマドレーヌ!
ゼリーは水色と透明なゼリーが二層になっていて今回のテーマカラーの「青」をイメージしていて、夏を感じる美味しいゼリーでした。
マドレーヌもチョコとプレーンの2種類もあって、みんなが大絶賛の美味しさでした！

◆主催者の想い

発達障害グレーゾーンの支えの存在でありながら、一緒に夢を育てていきたい想いがあります。

今回のイベントでは参加者自らが「今後の夢」についてみんなの前で発表したいと言って発表していた姿をみて、2回目の段階で夢を育てる瞬間に立ち会えたことは非常に嬉しかったです。
すでに、Hugmuに関わっている仲間の中から3名が新しいチャレンジを開始しています。

今はまだ小さくても一緒になって夢を育てていけたら、大袈裟な表現ではありますが、「生きていて良かった」と強く想うことができるのではないかと思っています。

会社が立ち上がってまだ１ヶ月ですが、このような機会に恵まれていることに大変感謝しております。

◆イベント振り返り、今後について

今回は共感の嵐でした。

あまりにも共感しすぎて人生でもあまり泣くことのない人が泣く程の共感を産んでいました。

自分の生きづらさを感じている部分を隣にいる人が同じ感覚を持っていることが分かっただけで救われた気分になるということが会を重ねるたびに増えていきます。

何かハンデキャップを抱えて孤独を感じていた時に、同じような思いをしているけど頑張っている人がいることが分かっているだけで支えになります。

少し孤独になりやすい人やうまく生きれていない気がするような人には特にイベントに参加して貰えたらと思います。

◆SHARE TRAX 宮崎台について

SHARE TRAX 宮崎台は77人規模のシェアハウス。大きなコミュニティの中で、時には交流を楽しみ、時には1人の時間をゆったりと過ごせる。1つのお家に居ながら様々な過ごし方ができる。そんな空間を目指します。

◆TRAX Rental Speceについて

TRAX Rental SpaceはSHARE TRAX 宮崎台に隣接する独立した出入口のレンタルスペースです。一般の方も料金を押原頂ければご利用かのうです。SHARE TRAX 宮崎台の入居者さまには事前予約制にて無料提供し、活動を応援しております。
（諸条件ございますので詳しくはお気軽にお問い合わせください。）