第8回 shirahata8国際アートクラブ「創る教室」@シェアトラックス宮崎台 レポート
白い壁と木のテーブルが並ぶ、静かな土曜の午前。
シェアトラックス宮崎台の1階スペースが、今日も小さなアトリエに変わりました。
今回のテーマは――「手描きからAIへ 世界にひとつのロゴマークをつくろう」。
第8回「創る教室」では、アナログで描いたスケッチをAIツールで磨き上げ、オリジナルロゴを完成させました。

どのようなイベントを開催されましたか?
「まずは紙に自由に描いてみましょう」――そんな呼びかけから始まった今回の講座。
手描きの線が、AIによってロゴとして立ち上がっていく瞬間には、参加者から小さな驚きの声が。
パソコン画面の中で形を整え、色を選び、ほんの少し手を加えるだけで“自分だけのマーク”ができあがります。
AIというと難しそうに聞こえますが、参加者たちはすぐに操作に慣れ、それぞれの発想をのびのびと形にしていきました。
イベントにはどのような方が参加してくれましたか?
この日集まったのは、17歳の女子高生とお母さん、30代のアート好きな男性、そしてAIツールに少し慣れている40代の会社員の方。
世代も背景も違う4人が、同じテーブルで制作に向き合いました。
女子高生の柔らかい感性と、それを温かく見守るお母さん。
30代男性の色彩センス。
そして40代男性の手際のよさが、それぞれの作品に表情を添えていました。
年齢も経験も違うけれど、“つくる”という一点で自然に会話が生まれる――そんな空気が会場を包みました。

なぜイベントを開催しようと思いましたか?
「創る教室」は、専門的な知識がなくても、アートやデザインを楽しめる場所をつくりたいという想いから始まりました。
無料のAIツールやデザインアプリを活用することで、誰でも自分の世界観を発信できる時代。
shirahata8国際アートクラブでは、そんな“表現の第一歩”を支援する活動を続けています。
完成したロゴは、名刺やTシャツなど、自由に使える小さな作品としてそれぞれの暮らしへ広がっていきます。

イベントを終えてみて、いかがでしたか?
制作中は静かに集中し、交流会では笑い声が弾む。
「AIって便利ですね」「色選びが一番楽しい!」という声もあがり、90分があっという間に過ぎていきました。
アートとテクノロジーのあいだにある、“人の手の温度”を感じられるような時間でした。

参加者の方が1時間で作ったロゴマーク!みんな世界で一つのロゴマーク完成!
次回のご案内
次回の「創る教室」は、11月23日(日)10:30〜12:00開催。
テーマは 「自分の個性を見つけるイラスト講座」。
上手・下手にこだわらず、純粋に“自分らしい表現”を楽しむワークショップです。
初心者の方も大歓迎。自分の中に眠る感性を見つける時間を、ぜひ一緒に過ごしましょう。
